おおかみこどもの雨と雪 に見る細田守監督の独裁制

おおかみこどもの雨と雪に1つ気になるシーンがありました

 

初雪が降った翌朝軒下につららがずらーっとかなりの大きさで出来ている所です

 

雪国とまでは言わなくても雪が少しでも積もる地域に住んでれば「あれ?」と思うはずです

つららというのは雪が溶けながら固まるので初雪の翌日、アニメの中では夜に降って

朝晴天ということですがこんなことはまず起こりえないのです

昼に降っている場合も当然曇りなわけですから雪は溶けません

また、よほど凄い暖房器具を使っていて屋根裏通り越して屋根が温かい場合としても

その場合だったら雪が屋根に残りません

 

最初このシーンを見た時は「スタッフに雪国出身いないか全員馬鹿なんだろうなぁ」

と思いました

 

しかしよくよく考えてみるとアニメ映画を作るのに関わるスタッフ数が仮に作画関係200人程度

少しでも関わった人間2000人程度と推測するとその中に雪国出身が1人も居ないというのは

ありえないんじゃないかと

(もちろん当該シーンを作った関係者には居なかったとは思いますが)

 

それから「監督には何も意見出来ない雰囲気なんじゃなかろうか?」

と思うようになりました

 

狼男というファンタジーな題材で何言ってんだと思う方もいらっしゃると思いますが

ファンタジーな題材だからこそ自然の描写はちゃんとして欲しかったなぁと

 

ま、演出と言われればそれまでですが

 

尚、これはすべて想像ですので実際の制作現場はどのような常態か分かりませんし

細田守監督を誹謗中傷するものでもありません